クライミングウォールを自宅に自作(DIY)で施工したいという人のために私の経験と調べたことを記載します。実際にあなたがクライミングウォールを自作する際に知っておくべきことをお伝えします。
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ホールドのタイプには2つある
ホールド(手で握ったり、足を支える突起)の取り付け方は2つのタイプがあります。スクリューオン(Screw-on)とボルトオン(Bolt-on)です。スクリューオンはスクリュー(ねじ)で固定し、ボルトオンはボルトで固定します。
私の場合は今回は一度、設置したら基本的にホールドの場所は変えないつもりでしたのでスクリューオンのホールドを購入しました。お試しでクライミングウォールを作成するのであればスクリューオンが手軽です。今後も本格的にやろうと思っているのであればボルトオンにするべきでしょう。
スクリューオン
メリット
取り付け方法はネジで固定するだけなのでボルトオンに比べると設置が楽
デメリット
ホールドの場所を変えたり、ホールドの締め直しがボルトオンに比べて手間がかかる
ボルトオン
メリット
ホールドの場所を変えたり、ホールドの締め直しがスクリューオンに比べて楽にできる。
デメリット
ホールドを壁とボルトとナットで挟んで固定するのでスクリューオンに比べて設置に手間がかかる。
ホールドの色
子どものためのクライミングウォールならビビッドな原色がいいですが、人によってはインテリアの雰囲気を壊すと思う人もいることでしょう。
そういう人のためにはホールド自体も木にしてしまう方法もあります。
DIYに必要な工具と部品
ドリルを持っていない人はのちほど紹介があります。
12mmのドリルビット
ボルトオンのホールドをつける際に必要です。
ボルト
コンパネ(板)の設置方法
私の場合はなるべく手間をかけたくなかったので子ども部屋の壁に直接、シナ板をネジで止めて、ホールドを設置しました。
ボルトオンの場合にはコンパネ(板)を木の枠に設置する必要があります。そうしないとボルトがベースの壁に干渉してしまいます。
クライミングウォールを自作(DIY)した費用
お金の話をするのは気が引けますが、一番気になるところでもあるので私と同じものを作るとかかる費用をお伝えします。
シナランバー(木材・日曜大工・DIY)厚さ15mmx巾1220mmx長さ2430mm(15.73kg)(税込 7,545 円)x 2
この店はカットもしてもらえます。
ネットで買う前にホームセンターにも行ったのですが、厚さが足りないべニアしか売っていませんでした。クライミングウォール用の場合には板の表面もきれいである必要があります。
ホールド50個、44,800 円 + 38,600 円
の合計98,490円で10万円弱になります。
電動ドリルはもともと持っていたものを使っています。電動ドリルは必須なので持っていない場合は購入するべきです。
リョービ 7.2V充電式ドライバドリル BD-7200 RYOBI
安いホールドだと40個で一万円を切りますのでシナ板1枚とこのホールドで作成すれば材料費は2万円でできる計算にはなります。
クライミングウォールを自宅で設置する場所
今回、自宅にクライミングウォールを設置したわけですがしばらく子どもが遊んでいるのを見ていたら、家の中でなくて家の外(庭)でもよかったかなと思うようになりました。
家の中にクライミングウォールを設置すると子どもがある程度、登るのに慣れてくると降りるときにジャンプをするようになったのでその音がうるさかったです。これは注意すればいいと思いますが遊びに対して注意するのはあまり好きではないので困りました。
家の中
高品質で定評のあるオチアイ社製の爪付きTナット付きボルダリング&クライミング専用合板。合板のサイズは91cm×182cm 厚さ18mm。
こちらはTナットがすでに付いているのでお好きなホールドを付けて固定すればできあがりです。
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家の外
こちらは家の外用のクライミングウォールです。
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クライミングウォールとこれがあれば子どもが庭で遊ぶ時間が増えそうです。
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参考図書:Handy Dad: 25 Awesome Projects for Dads and Kids
子どものためにクライミングウォールを作ろうと思っているのでしたら,きっとあなたの心にささる子供の喜ぶものが他にもいろいろ掲載されています。
参考図書:Ultimate Guide to Kids Play Structures and Tree Houses: 10 Easy-to-build, Fun Projects
かんたんにできる10のプロジェクトが紹介されています。
コストコで売っている子どもの遊び場(大型遊具)よりも安くできそうです。
最後に
人によっては結構、手間と時間とお金がかかると考えた人もいることかと思います。
こういう商品もありますよ。
このページを見てクライミングウォールを自作(DIY)するのであれば完成後、ぜひお知らせください。このページにて紹介させていただきます。
最後になりますが安全のためにボルダリングパッド(クラッシュパッド)も使うことをオススメします。