読書感想文と聞いて思い出すのはあまりいい思い出ではありません。今後、自分の子どもが読書感想文を書く際に楽しみながら書けるようにはどうしたらいいかを考えました。
小学一年生から使えるようにしています。
このページを読めばお子さんが楽しんで読書感想文を書くことができるようになります。
スポンサーリンク目次
鬼門、小学一年生の読書感想文
まず、最初にお伝えしたいのは新しい本を買う必要はない(課題図書がある場合は除く)ということです。
小学一年生ではじめて読書感想文を書くときに間違ったやり方をしてしまうと本を読むのも嫌いになったり文章を書くのが嫌いになってしまいます。これは絶対に避けなければいけません。
それでは具体的に順を追って小学一年生の読書感想文の書き方を説明していきます。
何度も読んだお気に入りの本の読書感想文を書く
この方法がいいのは新しく本を読んでその本の読書感想文を書かなくていいということです。
読書感想文を書くには
本を読む
↓
構成を考える
↓
文章にする
という簡単に分けても3つの作業が必要になります。これを新しい本を買って読まないで、おうちにすでにある本について読書感想文を書くのであれば1つの作業をする必要がありません。
本を読む
先ほども書いたように家にある本について読書感想文を書くのであれば、これは不要になります。(何度も読んで内容をおぼえているため)
構成を考える
アクセスが多くなればプリントアウトできるワークシートを作成します。
読書感想文について
青少年読書感想文全国コンクールのウェブサイトに感想文Q&Aがありますので説明していきます。
読書感想文で求められることは何でしょうか?ということを考えながら読むとさらに頭に入ります。
読書感想文は何のために書くの?
書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。ですから読書感想文は「考える読書」ともいわれます。また、どんなに強く心を動かされても、時がたてばその記憶は薄れてしまいます。読書感想文は自分自身の記録です。読み返すことによって、いつでも「感動した自分」に出会うことができるのです。
ここでのキーワードは感動です。しかしながら、小学一年生に感動と言ってもわからない子どももいるかもしれませんので感情が動いたとき(驚き、喜び、楽しみ、悲しみなどの感情)はあった?と子どもに聞いてそれを親が書き留めておきます。
著者が言いたかったことに思いをめぐらせる
これは子どもに本を書いた人はどんなことが言いたかったと思う?と子どもに聞きます。また、そのことについて子どもはどう思うかも聞きだして両方、親がメモしてあげます。
わからなかったことを解決
子どもに本を読むまで知らなかったことで本を読んでわかったことはある?と聞いてその答えを書いてください。
青少年読書感想文全国コンクールの感想文Q&Aについてすべて私が説明してもいいのですが、ここはパパ、ママが以下のリンク先を読んで読書感想文に求められる文章を箇条書きにしてそれが答えになるような質問を子どもにしてあげれば難しいことはなく子どもも楽しんで読書感想文に取り掛かることができるはずです。
まず、どのような構成(読書感想文の内容)にすればいいかを考えます。
文章にする
まず、小学一年生は文字を書くだけでも大変ですので、いきなり本を読んで文章にするということは訓練をしていない子どもにはほとんど不可能に近いです。
そこで大事なのは
おしゃべりの延長でいい
ということです。
パパ、ママが子どもに本の内容を質問しながら子どもが答えた内容をメモしてあげます。メモをもとにパソコンで文章を入力してそれをプリントアウトします。
そのプリントアウトした文章を子どもに書き直してもらうとあら不思議!読書感想文が完成します。
私はこのくらいしてあげないと読書感想文(文章を書くこと)が嫌いになると思っています。
こんなに手伝っていいの?という人もいるかもしれませんが、大人の世界でも口述筆記というものがありますので子どもが答えた文章を読書感想文に使うことはなんら問題はありません。
読書は大事
私は月に20冊ほど本を読みます。
読書の大切さは本を読まない人にはわかりません。
読書感想文で賞をもらえれば子どもにとって本を好きになる要因になりますのでここはパパ、ママもがんばりどころです。
個人的には小学一年生で読書の習慣が確立するかどうかのとても大事な場面と思うので全力で子どもをサポートします。
どうせ読書感想文を手伝うのであれば入賞しようと思ってください。
スポンサーリンク読書感想文で入賞を狙う方法
まずはどのような読書感想文が入賞しているかを知る必要があります。
そしてその読書感想文のもとになった本を読みます。
そうするとどのような読書感想文が入賞するかわかりますので審査員受けするように読書感想文を書いていきます。
(子どもと一緒に考える)
考える読書 第62回青少年読書感想文全国コンクール入賞作品集
この本は小学校から高校までの入賞した読書感想文が掲載されています。小学一年生で買えば12年間は使えます。
中学生、高校生、大学生、社会人の読書感想文
を読んで求められる文章を書けば、中学生、高校生、大学生、社会人の読書感想文も合格点がもらえるものができるはずです。
まとめ
読書感想文で入賞できれば子どもが本好きになる一つのきっかけになりますので親としては全力でサポートするべきです。
また、親が本を読んでいるのを子どもが見ると子どもも本を読むようになるので子どもと一緒に本を読む時間を設けるのもいいです。